こんにちは。スガイ書店の吉田です。
センナの形や、夜になると葉っぱが閉じるところが好きで実生のセンナは現在10株ほど管理しています。
3月に入ってセンナメリディオナリスの播種をしました。
まだ気温が低い石川県では少し早いかもしれませんが、冬になるまでになるべく成長させたいからです。
センナの播種はこれで3、4回目ですが、そこまで成績が良くありません。
センナの種子は水を吸いにくいのか、播種後数ヶ月してから発芽したこともあったので、すぐに諦めない方が良さそうです。
写真は再利用した土から出てきたセンナの芽。最初は雑草かと思いました(笑)


播種の準備
準備するもの
・センナの種 今回はseedstockで購入しました。センナの種はグラキリスよりも高めです。

・ベンレート 種子のカビ防止に使います。

・メネデール 発芽の促進に使います。
・容器
・プレステラ90 播種にピッタリのプラ鉢です。大きくなるのが遅い品種だと9粒蒔いています。

・用土 いつも使っている用土(赤玉土、鹿沼土、パーライト、堆肥を混ぜています。サボテンオークション日本さんのブログを参考にしています。)

・腰水用のトレー セリアで購入 Sサイズでプレステラ1つにピッタリ 種をベンレートに浸ける時にも使用。
・紙やすり 目は細かい方が良いです。DIY用に持っていたものを使いました。金や爪やすりでもOK
まずカビの発生を防ぐためセンナをベンレートに浸けました。今回は3時間ほど。
水を吸いやすくするため種の先端(尖っている方)を紙やすりで削ってみました。
カップの底にティッシュを敷いて、ベンレート少々とメネデール溶液で濡らしました。
センナは成績が悪いので、用土の節約です。発芽させてから用土に植える作戦にしました。


ガラス温室内で25度以上で管理
温室内の少し暗めのところに置きました。
フタは少しずらしてあります。
播種2日後
4/10粒が発芽していました。

プレステラにいつもの用土を入れて表面に赤玉土を敷きピンセットで穴を開けて根っこの部分を軽く埋めました。
鉢底石は入れていません。表面に赤玉土を敷いたのは藻対策です。鹿沼土のせいなのか腰水をしていると藻が出てきて汚くなります。嫌な匂いもするので今年から表面に赤玉土を敷くことにしました。

昨年播種したセンナは最近まで腰水を続け一昨年に買った株よりも大きく育ったので、1年目は腰水を続けようと思います。
腰水をしている間は根がプレステラのスリットから出て気持ち悪いくらいに伸びていました。
購入した実生株は昨年全然大きくなりませんでした。
発芽してから休眠するまでが大きく成長させるチャンスなんでしょうか?