パキポディウム・グラキリスの播種をしました。 趣味の園芸

こんにちは。

今年もパキポディウム・グラキリスの種を蒔きました。

グラキリスの種を蒔くのは今年で3年目です。

1回目は始めたばかりの時で9月に蒔きました。
当時は知識が乏しく、発芽率も悪く、小さいまま休眠させてしまい
春には1株も生き残っていなかったという苦い経験があります。

2年目は4月と8月に種を蒔きました。
4ヶ月の差ですが、現在大きさにかなりの差があります。
8月に蒔いたグラキリスは小さいまま冬を迎え冬の間はあまり成長しませんでした。
温室で常に加温していれば育ったと思いますが、育てていた温室の下段は
加温なしでLEDの熱のみで冬越ししました。
3月に少し暖かくなりなってようやく動き出しました。

一方4月に蒔いたグラキリスは育っている分、耐寒性があるのか冬の間も大きくなりました。

育成のことを考えるとグラキリスの種を蒔くのは暖かくなってから早めに蒔いたほうが良さそうです。
発芽には25℃以上がいいそうなのですが、極力ヒーターを使いたくないので3月に入ってからまきました。
播種後は常時25℃以上になるように設定しました。

グラキリスの実生に今回使用したもの
・プレステラ90
・グラキリスの種子
・用土
・赤玉土
・セリアのトレー
・ベンレート
・メネデール
・ピンセット
・水切り用の茶こし

目次

グラキリス播種の準備

種をベンレートで殺菌

トレーにベンレートと種を入れて、殺菌します。
種にカビが生えるのを防止するためです。
私は毎回12時間ほどつけています。

グラキリス播種
割れてしまっている種がありました

トレーで殺菌した後はこの網で水を切ってピンセットで種を蒔きます。
ダイソーの茶こしの取手を取りました。
これがあると水を切るのが楽になります。
水を切らないでやると、水中の種をつまむのに時間がかかります。

用土を準備

プレステラ90にいつも使っている用土を入れます。
赤玉土小粒、鹿沼土小粒、パーライト、マグァンプK、堆肥が入っています。
比率は赤玉土4:鹿沼土2:パーライト1:堆肥0.5 マグァンプK少々です。

塊根植物用土

鉢底石は入れません。
用土の表面に赤玉土を敷きました。
これは用土に鹿沼土を使っていて腰水をすると藻が出てきてしまうためです。
藻が生えると見た目がとても汚くなり、植物にも悪影響が出そうです。
今年からこのやり方を試しています。

グラキリス実生

種を蒔く前に用土に水をかけ微塵を抜きます。
微塵が抜けたら最後にベンレートをかけて殺菌しました。

播種 2023/3/12

今回は20粒入りを購入して21粒蒔きました。
1つの鉢に7粒ずつです。
以前は9粒蒔いていましたが、発芽率が今回も期待できそうだったので減らしました。
9粒全て発芽するとすぐに密集してしまいます。
このトレーはセリアやダイソーに売っているキッチン収納用のトレーです。
クリアと黒色がありますが、クリアだと光を通し腰水の水から藻が出てくるので黒色がオススメです。
Mサイズだとプレステラ90が3つ入ります。
XSサイズは1つ、Lサイズは6つ入ります。

グラキリス実生

グラキリスを発根管理している温室の光が弱めのところで管理します。
ファンの風もあまり当たりません。
気温が25℃以上になるように設定しています。
1回目の腰水はメネデールその後は水を入れています。

グラキリス実生

一週間後 2023/3/19

3日ほどで発芽し始めます。

グラキリス実生
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